トニーファームとは

農園を始めたいきさつと考え

『トニー農園』の製造者である、谷内俊文の本業はフォトグラファーである。

本人が、2011年の原発事故以来、福島第一原発20km圏内の撮影を繰り返し、実際に目の前で起こり続けている環境汚染や、社会と経済の歪みや、太陽・土・空気・土地と全てが揃っているにも関わらず有効に利用できない事に疑問を感じ、自然なカタチで自分の手でやってみたいと一念奮起。そこで、本業を続けつつ、果樹の栽培ならば自分の手で出来ると考え、農業に飛び込む決心をし、果樹農園をスタートしました。

自然農とは?

農薬をはじめ除草剤なども一切不使用
一言で自然農と言っても千差万別です。革新的な剪定をする生産者もいれば、農協の主導するやり方の逆をする生産者もいます。みかんに関して言えば、花の段階で間引く人や、実がついた段階で間引く生産者なども……。

共通の認識は、「農薬を使わない」「肥料を使わない」「有機肥料を使わない」が概念です。但し、これだけ科学の力が発達していても、その時々の気候や気温によって変わってしまう自然界の力は人間の叡智には及びません。生産者の経験値とセンス、そして想像力によって無限の将来性を持っているのが、環境と人にやさしい自然農なのです。『トニー農園』では、年に数回草刈りをしており、もちろん除草剤は使いません。

そして、『トニー農園』のみかんを学校給食に安価で供給したいと計画中です。 多少、キズがあったり、黒ずんでいたりしていても、味と安全性の高さに優れていることを子ども達に伝えていきたいと思います。 見た目からは想像出来ないその甘さと美味しさに、きっと驚くはずです。

カタチが整ったキズのないみかん

見た目のキレイさを守るために…
表面にキズひとつないみかんを生産するためには、劇薬を含め約10種類以上の農薬を春から秋まで散布し続けなくてはなりません。

同時に、生産者は消費者の数百倍、もしくは数千倍もの農薬を摂取する可能性があります。

それは、見た目がキレイな商品をつくる有効な方法ではありますが、農協主導のマニュアルのひとつでもあり、農薬は農協から購入できるシステムになっています。

自然食品を扱う店舗では『有機』『自然農』『無農薬』『低農薬』『出来るだけ農薬の使用を抑えた』など、生産方法の違いを誠実に明記してあります。

自然食品店以外で農薬を使用していないみかんを探すのは難しいでしょう。その理由は、生産者や流通業者だけのせいではありません。消費者は、すでにキズのあるみかんに見向きもしないからです。

中身の味や安全性より、“見かけがきれい”を優先されていることが現状です。もっと残念な事は、本当の味を知らず、農薬がかかったみかんしか食べたことがない子ども達です。